今朝行われたリーグ未消化分29節エヴァートン対リヴァプールのマージーサイドダービー。
前日アーセナルが5-0と圧勝したのとは打って変わってリヴァプールは0-2と完敗してしまった。
これで現在暫定首位のアーセナルとは残り4試合で勝ち点差3。
数字的にはアーセナルが試合を落とせば追いつけなくはないが、得失点差が15も離れており
4試合で逆転優勝するのは現実的な数字とは言えない。
さらに現在暫定3位のシティだが、明日の未消化分を含めて2試合消化試合が少ないため、
シティがその2試合勝って試合数が並んだ場合、勝ち点は79となりアーセナルを抜いて首位となる。
つまり現在自力優勝が残っているのはシティのみで、
アーセナルはシティが1試合でも落とせばワンチャンあるという状況だ。
一時は首位に立ち、クロップ退任ブーストもあって4冠も望めたリヴァプールは一体どうしてしまったのか。
私が感じているきっかけは3月に行われたFA杯準々決勝マンチェスターユナイテッドに食らった大逆転劇から
だったのではないだろうか。
それ以降、好調だった攻撃陣の得点力が明確に低下していき、
4月に入るとリーグでのユナイテッド戦では試合を支配しながらPKによるギリギリのドローを演じ、
EL準々決勝ではアタランタに0-3で完敗、その週末のパレス戦ではまさかの0-1で公式戦2連敗。
翌週のアタランタ戦、フラム戦と連勝するも今回のエヴァートン戦では再び完封負けを喫してしまった。
3月から4月に掛けてとにかくチャンスは作るもののゴールを奪うことが出来ない。
アタランタとのホーム戦はPKによる得点のみ。
フラム戦もアーノルド、フラーフェンベルグと中盤の得点と怪我から復帰したジョタの得点で、
それまで前線で先発してきた選手が流れから全く得点出来ていない。
ゴール期待値は今回も2を超えており、同じく完封されたパレス戦に至っては3を超えていた。
一般的にもゴール期待値は実際のゴール数よりも低めに出ることが多く、期待値2なら3,4点入る試合もざらにある。
とにかくサラー、ヌニェス、ディアス、ガクボなど前線で使われている高額FWのシュートが入らない。
サラーはラマダンの影響もあったのかシーズン終盤にきて急激に劣化。
自慢だったはずのスピードは並み以下でマークを全く剥せずシュートにすら持ち込めない。
ヌニェスはリーグで最もビッグチャンスミスを犯している選手であり、今季9得点だがチャンスミスは40近くにも上る。
その上でサッカーIQが低く、オフサイドのルールを知らないんじゃないかというくらいDFより前でパスを要求する。
ディアスはこの中ではまだ頑張ってる方だが、とにかくシュートが下手で枠に飛ばない。
ガクボは身体能力以外は並みの選手で、中盤で使われ過ぎたのかシュート自体に消極的になってしまった。
リーグは残り4試合(シティは6試合)となったが、リヴァプールが逆転優勝するには
自身が全勝した上でシティとアーセナルが揃って2試合落としてもらう必要がある。
今のシティ、アーセナルが負けるところも想像が付かないが、
どちらかというと今のリヴァプールが4戦全勝出来る気がしない。
クロップのラストイヤーが奇跡待ちは寂しい限りだが、どちらにしても来季は大きな転換期となることは間違いない。
優勝が難しくなった今、諦めないのも大事だが来季に向けて若手や残留する選手を積極的に使っていってほしい。
今季から加入した遠藤も来季は新監督の下、新たなチャレンジとなるため、
現時点から自身の有用性をアピールしておいた方がいいだろう。