今季のプレミアリーグも残り10節となったところで優勝争いは勝ち点差僅か1の中に
3チームが犇めく大混戦となっている。
4位以下との勝ち点差が開いていることから優勝はリヴァプール、アーセナル、シティに
絞られたといっていいだろう。
そして今節はシティとアーセナルが直接対決、リヴァプールも難敵ブライトンを迎える
注目の週末となった。
・リヴァプール 2-1 ブライトン
要塞アンフィールドで早々に先制したのはブライトンだった。
パスワークから見事なミドルをウェルベックが突き刺しブライトンが開始2分で1-0とする。
しかしここからはリヴァプールの独壇場となる。
前半の内にルイス・ディアスが同点とすると、後半には元ブライトンのマクアリスタの
アシストからサラーが逆転のゴールを叩き込んだ。
ブライトンは怪我人が多過ぎて三笘やマーチ、ペドロがいないと全く攻めの形を作れない。
今季は前半の貯金で降格しないだけマシといったところか。
リヴァプールも代表ウィークでロバートソンが怪我で離脱してしまったが、
若手も育っており盤石といった印象。
遠藤も元気にフル出場し、イエローを貰ったり多少安定性を欠く時間帯もあったが、
相手の攻撃の芽を摘み、攻撃の起点となるなど縁の下の力持ちを地でいく活躍だった。
リヴァプールはこの勝利で優勝争いの残り2クラブにプレッシャーをかけることが出来た。
・マンチェスターシティ 0-0 アーセナル
さてリヴァプールの勝利を受けて行われた天王山。
アーセナルが勝てば首位を維持、シティも逆転優勝のためには勝たなければいけない一戦だ。
しかし激しい打ち合いが想定された試合は最後まで静かな展開となってしまった。
ドン引きで無理に攻めないアーセナルとその防壁を崩せるほどの攻撃力がないシティの
90分を掛けた鍔迫り合いに終始した。
シティのポゼッションは実に7割を超えていたが、枠内シュートは僅かに1。
アーセナルのDF陣の外側でパス回しするだけの意味のないポゼッションだった。
アーセナルはアーセナルでそこまでビビらなくてもいいだろというくらいラインが低く、
自陣でボールを奪えても繋がずに前線に蹴るだけの守備重視の戦い方で、
前半に少しチャンスがあったがそれっきりだった。
両チームともゴール期待値が0点台という数値通りのスコアレスドローだった。
シティはただでさえ怪我人多発のDF陣でアケがさらに負傷してしまうアクシデント、
アーセナルもこの引き分けで首位陥落と双方にメリットの少ないドローとなった。
冨安も久々に途中出場したが、ボールが足に付かないといった感じでまだ試合勘が戻ってない印象。
それでも終盤ドクのドリブルをカットする場面などらしさは見せた。
この結果、リヴァプールが首位に立ち、勝ち点2差の2位にアーセナル、
勝ち点差3の3位にシティという状況でまだまだ決まったとは言い難い。
上位3チームの直接対決はもう残っていないが、
リヴァプールは週末にはFAで敗れたユナイテッド戦が控えており、
このままリヴァプールが独走するとも思えない。
今週はミッドウィークに31節が組まれており、中二日でオールドトラッフォードは
リヴァプールにとっては最大の障害であるはずだ。
今季は最後まで縺れそうだ。
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